太陽の活動が経済に与える影響
最近(2024-05現在)太陽周期が活発だという話から、経済にリンクしているという話をききました。偽相関の話かと思ったら、意外とそうでもないかもと。単純に思いつくのは、
- 太陽エネルギーの投入量が増えて地球のエネルギー総量が増える
- 物質生産が安定する
- 余剰生産が増える
- 経済規模が増加する
みたいな流れですか。あながち否定できないなぁという感覚です。私はFXトレードをやっているので、長期指標として使えるか、確認してみました。
月平均黒点数とドル円、ユーロ円の比較
参考にしたデータは以下です。
これらのデータをChatGPTを用いて作図しました。その結果は以下になります。
青が月あたりの黒点平均数で、赤とオレンジの点がドル円とユーロ円の終値ベースのプロットです。ぱっと見、それほど連動していないなと感じました(笑)。しかし、指標や環境認識ツールとしては使えるかも?という感じです。
比較図からわかること
ドル円、ユーロ円を黒点平均数と比較した図から拾えたのは以下の点
- 大雑把には重なるけど、黒点平均数が先行する場合も遅行する場合もある。
- 上昇転換では黒点平均数が低いときにファンダメンタルズ因子で反転が始まることが見られる(1995年頃、2001年頃、2012年頃、2020年頃)。
- 下落局面では、黒点平均数が先行気味。
ドル円とユーロ円で傾向が違うので、細かく見るともっとありますね。日経平均やS&Pとかと比較するとまた違った印象になるかも。
何に使えそうか?
端的に、環境認識には使えそうだなぁと思いました。
現在私は、市場全体を大きく2つの相場で考えています。それは、
- 値動きで利益を出すフェーズ
- 金利で利益を出すフェーズ
以上の2つで、上昇・下降トレンド時は値動きで利益を取りに行きます。一方で、高値圏、安値圏でも見合っている時期は金利差を使って利益を出すべきだと考えています。
黒点平均数の推移は、その変化がトレンドの推移が度の時期にあるのかを推測するのに当てはまりそうです。黒点数が変化(増減どちらも)しているときは太陽からのエネルギー供給が変化して、余剰エネルギーやエネルギー不足で市場が動きそうだなと。他方、黒点平均数の変化が乏しい時期は、エネルギー推移が落ち着いているので、市場も変化しにくそうだ、とか。
科学的に証明するには、要素が多すぎて簡単には出せませんね。とりあえず、黒点平均数と値動きからわかることを掴んでみました。今後の推移も眺めていこうかと思います。
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